ムラサキ科のキュウリグサまたはタチカメバソウの仲間
撮影場所:タリン市郊外の野外博物館(Open Air MUseum)
平地の身近な環境にある
キュウリグサ、あるいはより涼しいところ生える同じムラサキ科のタチカメバソウの仲間である。
キュウリグサの方が近いという印象だが、このエストニアの種の方が2倍くらい花が大きく、ずっと見栄えがした。
オオイヌノフグリ(オオバコ科)の仲間
撮影場所:タリン市郊外の野外博物館(Open Air Museum)
本邦でも4月~5月の頃、身近にある草地でよく見ることができる種なのだか、ヨーロッパ原産なので、実はこちらの方が本家本元であろう。葉が本種の方が幅が狭く日本産の方が幅があって丸いような気がする。花弁の色もヨーロッパ産の方が青色がより鮮やかである。
それから、写真には花弁が落ちてめしべ(花柱)のみ残っているものが写っているが、このような状態のものは日本のものでは見た記憶がないのだ。花弁が先に落ちて、花柱が残るのが、ヨーロッパ種のと特徴だとすれば、とても面白いと思っている。