(ユキノシタ科 ネコノメソウ属)
撮影場所 : 長野県中野市壁田城址
撮影日時 : 5月4日
志賀高原に向かうときは、この中野市インターで高速を降りる。だから何度も通ったことはあるのだが、冬ではなくこの時期に訪れるのは、今回が初めてだった。
この壁田城址には、いろいろな野草が生育していることが、近隣の小学校の児童がつくった看板に示されている。このときは、クルマバソウ、ヒトリシズカ、カキドオシ等が観察できたが、何より驚いたのは、このネコノメソウの道である。
ちょうど車のタイヤが通るところは生えてなくて、道の真ん中と両端にビッシリとネコノメソウが生えており、それが正確な長さは分からないのだが100m以上続いていたように思う。
地元の人は知っているのだろうか、などど驚きととも考えたりしたが、地元の人にとっては、別にどうということはない風景なのかも知れない。
そして、ネコノメソウの道に、これほど驚いてしまう自分の方が、むしろ珍しい存在なのかも知れない、などと考えながら歩いていった。