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山野草つれづれ日記

オドリコソウ(シソ科)

タリン市郊外(エストニア)
 あきらかにオドリコソウと見て分かる。人家の庭先に普通に生えていたのだが、日本では山地の限られた地域にしか分布していない。ヨーロッパ原産のヒメオドリコソウに追われ、とって代わられようとしている。
 「山野の植物と山岳地形」の本邦種と比べると、こちらの方が花弁に毛があり、毛深い感じだ。また日本の種は花弁に赤味がさしているものが多く、葉は本種より大きい。なので、日本に自生しているものと同種とは判じ難い気がする。











 

キク科であろうと思われるが ・・・

タリン市郊外(エストニア)
 花の形は、海岸地域で見られるイソギクや高山で見られるイワインチンなどのキク科植物に似ているが、葉の形が全く異なる。野草としては本邦には分布していないものであろう。ちなみに、下の写真はヘルシンキの沖合いにあるSuomenlinna(海上要塞)の海岸線で撮影したものである。全く当たり前のようにあちこちに咲いていたのが印象深い。何かこれに似たものを園芸品種で見かけたような気もするのだが、ご存知の方は教えて下さい。












 

※ほかにも野草やアクリル画、Linuxなどに関するサイトを公開しています。
 興味があったら、ぜひ、一度ご覧いただければうれしいです。
 
サイト名 概  要
山野の植物と山岳地形 日本の低地から高山帯までの311種の植物と山岳地形を紹介しています。写真はすべて自分で撮影したもの。高校の自然学習や生物教材としても活用。
日本のコゴメグサの系統に関する一考察 定年退職後の1年間、一般的にはあまり知られていないかもしれませんが、コゴメグサという野草の分子系統学的研究を行いました。系統樹の知識がないと分かりにくいかも知れませんが、山登りをする人なら、「見たことある」という人もいるかも知れません。
趣味でアクリル画を描いています
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定年退職をしてから、アクリル画を描きはじめました。まったくの自己流で、ゆっくりのペースで少しずつしか描けませんが、頭に浮かんだイメージを具現化する作業は楽しいです。
Linuxの活用をめざして 高校教員としての現役時代に、職場のネットワーク環境下でのLinuxの活用法について研究したり、Webカメラと組み合わせて教材を作成したりしました。内容はもう古くなってしまいましたが、OSとしてのLinuxをもっと普及させたいとの思いは今も変わらず、かつての挑戦を紹介しています。